東京支部ゴトウのZAT的徒然思考 #2 『何だかわからないものについて②』

何だかわからないものについて①』の続きです。

何だか分からない事案に遭遇した時、
得体の知れないものであればあるほど心がけたいのは「フリーズしない」と言う事です。

内田先生のセッションを受けた方は、幾度となく「居つかない」というワードを聞いている事と思いますが、対処としては、思考も身体もストップをかけないようにする事が必要です。


得体の知れないものに出くわして、一瞬ギョッと固まる

その一瞬は、広い意味で恐怖に魅入られた瞬間です。


固まる → 居つく = 動けない = 死に体

です。


加えて、疑問・不明なものに対して湧き上がる「明確に理解したい」という好奇心は、ZATの教えでは「人として事象に対して理解を求めたい欲求は、大脳新皮質ちゃんの作用」としていますが、これは正しい知識を正しく納得できないと、ちょっと危うい人になってしまう可能性があります。

私は、武術や治療の仕事についての経験があるので、以下の事を例として用いますね。

【例1 中国武術の秘伝と言われる「発勁」による技術】
【例2 「見た事のない治療方法」で瞬時に悪い症状が消失した】

◆ 例1 「発勁」についてのあれこれ。
格闘技の中で殴るという行為は、おそらく、人の原始から存在する闘争の技術でしょう。
殴るという技術は、現代まで時間を経て精錬されてきましたが、基本的には拳や脚という質量を、打ち出す距離に乗せて破壊力を生むものです。ところが、中国武術においては、質量を距離に乗せずに、破壊力を生み出す技術が創造されました。これがゼロ距離攻撃的と称される寸勁と言われるものです。ナンチャッテとか、そうした演技的なものを除外した本物を体験すると「!?!?!?なんで!?」となる事、請け合いです。
自分が今まで経験した事のない打撃技術の体験、しかも無距離で実際にふっ飛ばされて痛い。

こりゃホンモノだ!→でもどうしてこんな事出来るの?

さあ、今までの自分の常識であった事と、現実に体験した事の整合性をとれなくなった脳が情報を処理しきれなくなってきましたwww

あなたはどんな判断をしますか?


続くぅ!



【東京支部ゴトウのZAT的徒然思考】
#1 『何だかわからないものについて①』
#2 『何だかわからないものについて②』
#3 『何だかわからないものについて③』