東京支部ゴトウのZAT的徒然思考 #5 『何だかわからないものについて⑤』

何だかわからないものについて④』の続きです。

第1稿(『何だかわからないものについて①』)で「 何だか分からないものに遭遇した時に、どのように対処するのがベストなのか考えましょう。」と書きましたが、これに対する答えは「畏怖せずに、冷静に向き合って分析する」がアンサーです。
もっと凄い答えがあると思って期待していた人、当たり前すぎてごめんなさい(笑)。

冷静に対処できないと、本質を知る事が出来ずに、本質からは外れた事を信じてしまう事になりかねません。
もっと簡単に言えば「だまされる」と言う事になる確率が大きくなります。
だまされない為には、常に知識をブラッシュアップし続ける必要があります。
そのための知識の収集が勉強とも言えます。

まず、提示された事がセンセーショナルだったり、今までの常識と真逆である、ショッキングですらある、のであれば、脊髄反射的に即反応するのではなく、一歩立ち止まりましょう。そして、それがどのような根拠で表現されている事なのか確かめる事をお勧めします
今はグーグル先生に聞けば、多くの情報を提示してくれます(フェイク情報も多々ありますが)。その中で正しい情報を摂取して、その事象がどういう状態なのかを判断したいものです。もし、提示された情報だけで納得が得られないと思うのであれば、その事を主張される方に実際に会って質問をするとか、ご自身が実際に体験したりする事も良いでしょう。でも、大体、大層な逆張りのキャッチコピーを謳っているものって、きちんと正しい情報や理論で外堀を埋めて行くと、矛盾で崩壊しちゃう事が多いですけどね。

「何だか分からないものに遭遇した時」には、まず「①慌てない、落ち着いてそのものの把握を行い②それはどのような機序で起こっている事なのか分析して③真贋を見極める」事がベストであると主張して、このコラムを終わりたいと思います。


『何だかわからないものについて』あとがき


【東京支部ゴトウのZAT的徒然思考】
#1 『何だかわからないものについて①』
#2 『何だかわからないものについて②』
#3 『何だかわからないものについて③』
#4 『何だかわからないものについて④』