【ZAT】暑中見舞い申し上げます。

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福岡支部の四元です。

7月の初めは台風と大雨で九州、中国地方は大変な災害となってしまいました。
被災された皆様、そのご家族の方々に対しましてお見舞いを申し上げます。 一日も早い復旧・復興を願います。

ちょうど1年前は九州北部豪雨が発生しましたが、これから毎年、この様な天災に怯えなければならないか、と思うと気持ちも落ち込んでしまいます。
そんな大荒れの1週間が明けると、その日から梅雨明け宣言。
連日真夏日が続いています。
先週までが嘘の様に30度を軽く超えてくる快晴続き。
大人も子供も体調管理が難しくなって参りました。

思い悩むと脾を病み、その時間が長くなると肺をやぶり憂いて止まず。

このような病の伝搬を抑えるのが、東洋医学の治未病です。
それを、私のようなZAT鍼灸師の臨床現場で日々起きている事で表現します。

思い悩み 脾 胃 を病んだ人は、神経分節の関係で必ず肩甲骨間、特に肩甲骨内縁のツボにカッチーーンと固まった反応が見られます。
この時点でご来院くだされば、すぐさまこの反応点を鍼灸治療で解消します。
すると、次第に 脾=消化器 の機能が改善していきます。

脾の機能が回復すれば、次第に情緒の問題(思い悩みがち)も解決いていくであろうというのが、東洋医学の治未病の観点です。

もしも、脾の変調をやりすごし、未病の時期を経過して病が伝搬し、肺を病んでしまうと症状はさらに複雑に長期化してしまいがちです。
ここまでこじらせてから、初めて当院をご来院されるゲストも。

そんなとき、私はZAT!!

ゲストの第7胸椎(背中の真ん中あたり)を突き出し、みぞおちに私の愛の鉄拳をググーッと押し込んだ状態で肺呼吸していただきます。
すると胸郭が動いて、肩甲骨と胸郭の動きが改善することが多いため、それから先ほどの鍼灸治療に移ります。

鞴(ふいご)の様に肺を使って、頭の先から足の先まで気を巡らせるZATメソッドの治療法です(^ ^)

8月の個人会員メールマガジンではは、福岡での姿勢調律ワークショップ開催のお知らせをしたいと思います!

それでは、良い夏を。



2018年4月下旬に行われました福岡でのワークショップの様子です。


有料会員には、ワークショップ全編を後日、メールマガジン内にてご案内致します。
ダイジェストはこちらから。