【開催レポート】『ZAT式歩行の分析と治療』セミナー

2月2日、静岡医療学園専門学校にて『ZAT式歩行の分析と治療』セミナーを行いました。

ZATメソッドとは何か、ZATメソッドでの分析や治療とは、という話から
〜歩き、〜歩行という言葉を参加者全員で考えて、歩行について学びを深めていきました。

大股歩きや、四足歩行、歩きスマホといったワードが参加者から聞かれました。
それらのワードを紐解くためにも、まずは立ち方。

まっすぐ立つとは?

えー!?こんななの!?!?という声や、足裏の着き方が全然違うという声が聞かれました。

姿勢と歩行の関係。

いわゆる悪い姿勢のまま歩くと、
膝が痛い、腰が痛い、肩がこるなどなど身体の至る所に不調が出ていました。
いわゆる良い姿勢で歩くと、先程の不調は出ないんです。

 歩いていて身体に不調が出る人はそういう姿勢をとっている、ということです。

いわゆる悪い姿勢をとってしまう原因を考えます。
今日は分かりやすいように参加者にモデルになってもらい、その歩き方をモノマネしてみました。

ちょっとイメージしてもらいたいのですが、歩き方ってシルエットだけで誰かわかりませんか??

歩き方はその人らしさが出てるんです。

ということは、歩き方をマネするとその人の不調が出せるんです。
モノマネすることで、どこに力が入っているのか、なぜ入っているのかを認知できます。
そして、モノマネしている時の呼吸(息遣い)の変化。

歩行時に不調が出る時は姿勢だけでなく呼吸も乱れています

姿勢と呼吸の関係。

ZATメソッドではお馴染みのペアになってもらって、お腹を触りながら呼吸を整えていきます。他人の息を感じるという普段慣れないことを体感です。
その後、先程と同じようにまっすぐ立つ、歩くと、呼吸が整うことで動きや姿勢が変わることを知ってもらいました。

なぜ呼吸の乱れ、姿勢が悪いことで不調が発生するのか。
まっすぐ立った状態と猫背の状態を知ることで、その原因・理由を考えます。

今日のテーマの「歩行」ですが、普段から歩き方を頭で考えて歩いています??
右足出して、左手出して、左足出して、、、そんな人はいないと思います。
頭だけ、足だけでは歩き方を調整は出来ないんですね。
あくまでも全体としての歩行という動きを捉える。
要素を抜き出して直して戻したところで、それは歩行全体で考えたら何も変わってないんですね。

ゴリラの歩き方などをマネしつつ(笑)、動きながらのセミナーであっという間に終了の時間でした。
参加者のみなさまありがとうございました!
またの機会にもよろしくお願いいたします!


岩満一樹(ZATアドバイザー)プロフィール