【ZATアカデミーのすすめ_#2】『僕が心体義塾でZATを学ぶ理由。』


【ZAT】とは、Zeroshiki Attitude Tuning
ゼロ式姿勢調律法のことである。

なんのことかよくわからない。

そう思ったあなたが世間の声である。

実際、僕もよく分かっていない。いや、生業なんだから分かっている。

ただ、分かってる。
と言うこと自体がおこがましいと勝手に感じているのかもしれない。

そもそも、分かったところで出来なければ意味がない。
という教えを塾長から受けている僕にとって、分かったという言葉ほど、簡易で、安価で、無責任なことはないのである。

【ZAT】とは概念である。

さらに分からなくなってきた。
ただ、読んでくれてる方の為にも、少しでも分かりやすくするために
【ZAT】を、【ゼロ式姿勢調律法】を紐解くことにする。

この話が終わる頃には、ザット!ザット!と言ってるはず。

では、お付き合いください。


はじめに、【姿勢】とは?
言葉自体は身近に溢れるもので、一度は使ったことがあるはずだ。
しかし、この姿勢という言葉、私には底が見えない。

「よい姿勢とはなにか?」

医療関係の仕事をしていると、よく聞かれる質問だ。
ここでどう答えるかによってその人の人生がわかる。

大袈裟だった。申し訳ない。
しかし、あながち間違いでもない。

よい姿勢は?と聞かれ
耳垂、肩峰、大転子、膝蓋骨、外くるぶしが一直線になる形です。
と、答えたあなた

え?まじで?ほんとに?いいの?それで?

教科書的には◯。
ただ、人間は教科書だけじゃわからないので、半分にした◯を差し上げよう。

そもそも姿勢とは、なにか。

姿勢が悪いよ。
いい姿勢だね。
机に向かう姿勢。
仕事に向かう姿勢。
立ち姿勢がきれい。

(いま、私は、姿勢という言葉を見過ぎてゲシュタルト崩壊に陥っている。)

姿勢という言葉から、目で見える姿形だけではなく、物事に対する態度などが感じられるのではないだろうか。
つまり、姿勢とはその人自身を世間に写す姿で、感情、思考など包括的な意味を含む言葉なのだ。

ではもう一度、よい姿勢とは?なんだろうか。
悩んでみよう。

一応、私も考えた。
いま現在、私が持つ言葉で表すなら

「頭、心、身体が一体となり、信念を持って今を生きることが出来る人」

こんな感じだろう。
もはや目に見えるだけの世界ではなくなった。スケールがケタ違いだ。

いい姿勢とりましょうね。
君、姿勢が悪いよ。
なんて気安く言えない。

【ZAT(ゼロ式姿勢調律法)】は、この姿勢を【ゼロ式】で【調律】する【方法】なのだ。

次に【調律】。
この言葉から出てくるイメージはなんだろうか?

私の場合、(というか大抵の場合)ピアノの調律だろう。
この調律、ピアノの中の鍵盤単体の音をととのえるのもだが、そのピアノ全体のバランスをととのえるのも調律と呼ぶ。
人間の治療とどこか似ている。

ととのえる。
「整える、調える、斉える」
これは本来あるべき姿に戻すという意味も含まれている。
実にエヴァっぽい。

この調律という言葉を【ZAT】の中で人間に対して使うとするならば

「呼吸と姿勢をととのえ、人間本来あるべき姿に戻す」

といったところだろうか。

もちろん、変形したものなど形が変わってしまったものは変えられない。
我々は神様ではないのだ。

しかし、人間本来とはなにか。
言葉を変えよう。

あなたの本来の姿とは?

約半数は自分のいやらしい部分、恥ずかしい部分など隠したくなるようなモノを思い浮かべたのではないだろうか。

世間でいうところの裏の顔。いわゆる裏アカだ。
果たしてこれは悪いものなのだろうか。
いや、これ自体は悪をはらんではいない。受け取り手によって変化するのだ。

裏は表が無ければ存在できない。
表は裏が無ければ存在できない。

表のあなたがいるためには、裏のあなたがいる必要があるのだ。
裏も表もひっくるめて、あなた本来でいいのだ。

もう一つ。
我々、人間が得て失ったものがある。

知識を得て、能力を失ったのだ。

簡単に言えば、そう、あたまでっかちになってしまったのだ。
答えは分かるが、問題は作れない。
頭で分かってるが、言葉に出来ない。
How toはあるが、Doがない。

これでは役に立たない。
事実の世界には何も変化が起こっていないのだ。
変化があったのはあなたの頭の小さな世界。
これがあたまでっかち(大脳新皮質の進化)である。

知識とは人類の役に立って知恵となる。
イ・ワミツ 1988〜

頭と身体を合わせて使い、事実と現実(理想)をととのえる。

これが【ZAT】の【調律】なのだ。

次で最後だ。
【ゼロ式】という【方法】でそれを行うのである。
それが姿勢と呼吸なのだ。

呼吸によって理想と事実をすり合わせ、姿勢をつくることで肉体に治める。

私の認識ではこうなった。
他のZATアカデミー出身者も言葉は違えど、意味合いで大きく違う人はいないだろう。

しかし、これがキツイ。今までに経験したことのないキツさなのだ。
変な汗が出るし
ひとめもはばからず号泣したし
めちゃめちゃ痛くても笑ってるし
しばらくは立てないし、なんならホワイトアウトするし
ハッキリいって受けたくないし
それでも私は受けるのだ。
自分でも、よくわからない。
好きなのに嫌いみたいな。

ここが変態の始まりなのだろう。
(ここでいう変態とは、とんでもないスケベ野郎ではなく、サナギが蝶に変化するその様をいっている)

自分の姿勢が乱れ、呼吸が出来ていない時、日常生活にも乱れが生じる。
思考の乱れ、言動の不一致。
それを解決するのも、【ZAT】なのだ。

論より証拠、百聞は一見にしかず一見は経験に足らず。
カズー・キ・イワミツ 1988〜

私の文章では、ああだこうだいってもあなたの行動は変わらないだろう。
ただ、変わりたいなら変わる方法がある。
それをお伝えしたい。

【ZAT(ゼロ式姿勢調律法)】

あなたは、きっと変わる。


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ZATアドバイザー 岩満一樹 プロフィール