【開催レポート】ワークショップ@静岡 2020/11


11月8日(日) 17回目となる静岡ワークショップを開催しました。

新型コロナウィルス感染症(COVID-19)拡大の影響で6月の開催はやむなく中止した為、約8カ月ぶり。
待ちに待ったワークショップでした。

今回は、感染症対策の観点から、参加人数を限定しての募集・開催となったこともあり、全員がセラピストかつZATワークショップの常連さんばかりが集合。
お久しぶり・セラピスト・常連さんのみ…ということで、塾長は朝からフルスロットル!
ZATメソッドをディープにマニアックに掘り下げての濃密なワークショップとなりました。



安心と安全、感覚と知覚、主観と客観、心と精神、交感神経と副交感神経、自己調整と協同調整…

自然治癒力(免疫力)を高めるには?健康とは?病気とは?

様々な角度から、理屈でコントロールができない自律神経系に働きかけるZATメソッドを紐解いていきます。

私は今回のワークショップの中で『安心』という言葉が耳に残りました。

人間は不安の中に居る時には、身体からのサインに正確に気づきにくく

気づかないということはサインへの対処は行われない(または対処法を誤る)可能性が増し

未処理のまま体に蓄積されていきます。
これが病の始まりとも考えられます。

不安やストレスが全くない…という人はいませんので、まずはサインに気づくセンサーの感度を調律することが必要になります。



ZATメソッドでは、自分の身体の声をきく力を育むために、姿勢と呼吸を整えるワークを行います。
自分で気づくのが難しい不安処理の傾向を知るために、ペアワークをして他者との関わりの中で自己を知ったり、あえて不安要素をワークに取り入れ(ハイヒールウォークもその一環です)、不安を隠したり、抑え込んだりするのではない、不安を払拭する体の使い方を知り、自分が安心だと感じられる環境を整えるための体づくりをしていくのです。

WEB配信でのセミナーがニューノーマルとして定着した昨今ではありますが、頭で理解したことを腑に落とすべく、参加者の皆さんと場を共有し、体温を感じるワークショップは、WEBでは味わえない「これじゃなきゃ!」がたくさん詰まっていました。

次回の静岡ワークショップは2021年3月の開催予定です。是非ご一緒しましょう!