初めての人でも分かるゼロ式姿勢調律法(ZAT) Q&A編その1

そもそもゼロ式姿勢調律法(ZAT)って何するの?という疑問、よくある質問についてQ&A形式にて説明していきます。

ZATでの治療ってどんなことをするのですか?

治療というより養生、そして自己治癒力の回復、向上が目的となります。
気の巡りが乱れている状態を気が病んでいる、つまりは病気と考えその気の巡りを整える事で自律神経系、免疫系を活性化して様々な心身の不調を緩和するものです。

主にはお腹と首に押圧をすることで呼吸を整える事を行います。

マッサージや整体とは違うのですか?

難しい話になりますが、通常のマッサージや整体は、その治療対象が「質量のある物質」となります。そして、その質量のある物質に対して、筋力という物理エネルギーを用いて行うものになりますが、ZATではその対象が「質量のないエネルギー」となります。
もちろんこれは、質量のある肉体を通して呼吸を用いて質量のないエネルギー(感情や思考など)に働きかけるものとなります。
整体やマッサージなどが肉体という入れ物にアプローチするのに対して、ZATはその肉体を司る中身を治療するものと考えていただくといいかと思います。

なんで呼吸を整えると病気がよくなるのですか?

気とは息のこと。病気とは気の病のこと。東洋医学でいう気の巡りがよくないとは全身で呼吸が出来ていない状態と言えます。

「肩がこる」。
これは、本来の呼吸筋である横隔膜がうまく機能していないために、肩で息をすることになり、不必要に肩回りの筋肉が過緊張を起こしている状態です。つまり気の巡りが滞り、そのため血の巡りが悪くなり「こる」という状態になるのです。

そして、呼吸には精神状態、心の在り方が現れます。これは逆を言えば、呼吸を落ち着かせてしなやかな呼吸にすることで、精神状態が落ち着き、気持ちの乱れがなくなるとも言えるのです。

ZATでは「お腹を押される」と聞いたのですが妊娠中の人でも受けることはできるのですか?

妊娠中の方でももちろん大丈夫です。ZATは、妊婦さんの腰痛や肩こり、妊娠中毒症などの方の症状の緩和のために、最初は考案されたという経緯があるからです。

患者さんに助産師さんの方がいまして、その方から、妊娠中の様々な体や心の不調を診て欲しいということが、呼吸を診るという現在のスタイルになったのです。

ZATではトレーニングとは言わずに稽古というのはなぜですか?

「心技体」を「心」「技」「体」というように要素還元して、人間機械論に基づいて行われる一般的なトレーニングとは異なり、「心技体」を「心技体」のまま行う稽古との差別化の意味を持たせるために、稽古という言葉を使っています。
ただし、これもその言葉に対するイメージは、人それぞれだとは思いますので、ZATトレーニングという言い回しでも構いません。
ZATでもベンチプレスやスクワットを行いますが、ただ、その中身が一般的なそれとは異なりますのでご注意ください。
運動指導、トレーニング指導、すべては呼吸と姿勢を、その柱においています。
「論より証拠」。
まずは一度、セッションを受けていただくことをお勧めします。
今までのトレーニングとは違う世界に出逢えるはずです。


『初めての人でも分かるゼロ式姿勢調律法(ZAT) Q&A編その2』へ続く


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